インドネシア留学中!

留学中の「若きサムライ」たちがお送りする、インドネシアの最新情報!ここでしかわからない現地の生活ぶりをお届けします!!

2014.11.13
インドネシアで感じていること


インドネシアで感じていること


こんにちは。
慶應義塾大学総合政策学部の後藤道輝です。


現在、ジャカルタ郊外の工業団地にて、
生産管理のインターンを経験させて頂いております。


今回は標題の件について、
私自身はインターンという立場なので、
特に「品質管理」「格差社会」「転職事情」を焦点に
お話を展開させて頂きます。




1. 品質管理


まず、非常に驚いたのは、「品質管理」です。


ちなみに、庶民的な地域に足を伸ばすと、
日本では不良品として扱われるような製品が
普通に使われています。


窓ガラスが割れたままで走行する車、
開閉に特殊なテクニックが必要な扉、
恐ろしく汚い食器等。


恐らく、インドネシアのローカルな地域に
3日も滞在すれば体感できると思いますが、
様々な価値観が日本と異なります。
交通マナーやゴミのポイ捨て等が顕著な例です。


もっとも、環境や文化が異なるので仕方無いのですが。


当然ながら、安価で高品質な製品を、
日本で不自由せず使うことができるのは、
日系企業の徹底した品質管理の賜物でした。


そのため、何処の日系企業でも
整理、整頓、清掃、清潔が徹底され、
職場環境の美化、従業員のモラル向上、業務の効率化、
不具合流出の未然防止、職場の安全性向上などに
細心の注意を払っています。





2. 格差社会


「格差社会」について考えさせられる機会も多いです。


同じ会社内のたった400人程度の中でも、
貧富の差も、学歴の差も激しいです。


英語や日本語が流暢な大学院卒の正社員もいれば、
インドネシア語よりもジャワ語やスンダ語のほうが
堪能な中卒の作業員もいます。給料も全然違います。


でも、仕事に対する姿勢は、
両者に大きな違いはありません。


格差があるという事実は揺るぎませんが、
負の側面だけでなく、これから発展していこうとする
急成長のインドネシアの勢いも所々で感じます。


実際に、GDPも毎年5%前後は向上していますし、
賃金も上がっています。
ただ、デモも激しいですが。


個人的には、日本人が東南アジアで働くからには、
現地人の10倍以上の給料を貰っているという事実を
認識し、相応の覚悟が必要だと改めて痛感しました。





3. 転職事情


意外にインドネシアでギャップを感じたのは、
「転職事情」です。


転職事情を業務で比較すると、
作業員の定着率は意外と高いのに関わらず、
事務系の入れ替わりが激しいです。


しかも、事務系の業務内容は
何処の会社でも似ていることが多いので、
少しでも高い給料の会社に転職する流れが顕著です。


特に、20代30代では転職が盛んであり、
終身雇用よりもスキルアップと賃金を重視して
就職するようです。


おまけに、日本の本社で研修を受けた社員が、
すぐに好条件で他社からヘッドハンティングされる
という事案も多く、それだけ能力の高い人材の
流動性は激しいです。


一方で、
仕事がない人は全然仕事が見つからないようです。


シビアな転職事情です。


英語がペラペラで、人脈も実績もある
インドネシア人も凄く沢山います。
危機感しかないです。


ここ数年で日系人材紹介会社も、
東南アジアで急展開しております。




ここまで読んで頂き、誠に有り難うございます。


まだまだ、伝え足りないことも多いですが、
稚拙な文章を読んで頂いたことに、ただただ感謝です。


毎日、沢山のことを感じているので、
しっかり消化して、将来に繋げられるように吸収します。


今後とも何卒宜しくお願い致します。




後藤道輝




2014.11.10
カーテンレールが何処で作られたか知っていますか?


カーテンレールが何処で作られたか知っていますか?



おはようございます。
慶應義塾大学総合政策学部の後藤道輝と申します。
好きな食べ物はナシゴレンです。


でも、納豆と味噌汁も凄く食べたくなるときあります。
お風呂も大好きなので日本の温泉も恋しいですね。


現在、インドネシアの首都、ジャカルタ近郊の日系工業団地に派遣され、半年間のインターンをしております。400人くらいの規模の工場の生産管理部門で勉強させて頂いております。インドネシア語でマニュアルを読んで、インドネシア語で発注とかも経験したりしています。


楽しいことばかりだけでなく辛いこともあります。


社員の方に歓迎の気持ちで連れていって頂いたパダン料理屋さんは凄く美味しかったのですが、真剣に冗談抜きで非常に辛かったです。後日、急性胃腸炎で入院しました。


社員の方が。


自分は全然体調には問題ありませんでした。頑丈に育ててくれた両親と神様に感謝ですね。
そろそろ、また辛いものが食べたいです。


基本的に宗教とは密接な環境なので、会社の中でもお祈りの時間は凄く大切にされております。運転手さんがお祈りの時間なために、なかなか車が出発しないこともあったりします。日本的な、時間に追われた生活とは違った良さも感じます。


ちなみに、自分を含めて日本人は3人しかおりません。
少しずつ、ジャワ語やスンダ語も話せるようになってきました。きっと、日本で外国人が関西弁を話しているような不自然な面白さがあるのか、インドネシア語以外も話せると初対面の人とも打ち解けるのが早いです。仕事でも趣味でも沢山友達ができました。


真面目ぶっておりますが、週末はスポーツをしたりもしております。
10月初旬に開催されたインドネシアのエクストリームスポーツの祭典に出場し、ブレイクダンス部門で準優勝しました。賞金は11.750.000ルピアでした。日本円にすると12万円弱ですが、現地の初任給が2万円ぐらいの世界なので、当分の生活費にはなりそうです。やったぜ。




やっぱり、インターンの業務は大変なときもあります。でも、自分が生産管理部門で携わった製品が、毎週金曜日にコンテナに積み込まれ、夕陽を背景に工場から出発するのを見ると誇らしい気持ちにもなります。気持ち的にはプロジェクトXとかガイアの夜明けです。浪漫です。


でも、まだまだ何もできない若造なので一生懸命に頑張ります。社員の方が優しくて、沢山勉強する本を貸してくれているので、帰宅後も手持ち無沙汰になることはありません。うん、良いことですね。


自分は座学よりも行動的な勉強が好きなタイプの人間なので、毎日が刺激的で勉強になります。きっと、座学派の人達も、食わず嫌いせずに海外インターンに挑戦してみると、意外と楽しいと思います。日本とは違った世界があります。


まだまだ、インドネシアにいる予定なので、留学やインターンの質問や相談にも真摯に返答します。フェイスブックでも何でも聞いてください。沢山の人達がアクティブに楽しんで勉強してくれると嬉しいです。そんな感じです。

後藤道輝


*このレポート企画は、マレー・インドネシア語研究室が企画し、レポート更新日付当時に現地で留学ないし滞在している履修者の方々のご協力で運営されているものです。レポートを寄稿していただいた後藤さんに、心からお礼を申し上げます。ありがとうございました。

インドネシア留学中!

バックナンバー

 

SAより

    感想・ご意見をお待ちしております。「こちら」より感想をお寄せください。匿名でも構いません。